ブラックリスト完全ガイド

CIC(シーアイシー)の開示報告書の見方

このページではCIC(シーアイシー)から開示された報告書のポイントについて報告書の実物とともに解説していきます。

まず開示された報告書を確認してみましょう。

CICの報告書は、クレジット情報、申込情報、利用記録の3種類あります。

クレジット情報1枚に1契約分の信用情報の内容がまとまっています。
複数のカードやローン契約がある人は、その契約数分の枚数の報告書が開示されることになります。

では、実際に見てみましょう。

クレジット情報は契約単位で1枚の報告書にまとめられています。契約者の属性から契約内容、返済状況など一目瞭然です。

自分の信用情報に傷がついていないかチェックするには、1~3の項目を見ると良いでしょう。

(1)入金状況の表は、直近2年分の毎月の返済状況が分かります。
返済状況は、自分のスコアリングにも大きな影響を与える指標の一つなのできちんと理解しておきたいところです。
状況を表す記号にはいくつか種類があり、下記のようになります。

記号 記号の意味
請求どおり(それ以上)の入金あり
請求の一部の入金あり
契約者以外からの入金
契約者都合による未入金
契約者都合ではない未入金
未入金であり原因不明
請求も入金もなし
空欄 クレジット会社からの情報更新がなかった

入金状況に問題がなければ、一番上にある「$」の記号が並ぶことになりますし、並んでいるのが当たり前です。

しかしいい加減な返済をしている人は、「P」や「A」の記号が並ぶことになるでしょう。とくにAの未入金で3ヶ月以上の滞納となるとブラック扱いの延滞となるので要注意です。
>>> 詳しくは、『延滞するといつからブラックに載る?(スマホ代)』のページをご覧ください。

続いて、表の中央にある「お支払の状況」を見てください。
ここの「26.返済状況(異動発生日)」に記録がつくと、ブラックリストに載ったという状況になります。

CICのいう異動とは、

に該当するものを言います。

一番右の欄(3)ですが、上は割賦販売法(クレジットカードやローン)で定められた信用情報が表示され、下の欄は貸金業法(キャッシング)で定められている信用情報がまとめてられています。

割賦販売法の登録内容でチェックすべきなのは、「34.支払遅延有無(遅延発生日)/(遅延解消日)」の項目です。
貸金業法の登録内容でチェックすべき項目は、「45.遅延有無」、「47.終了状況」の二つ。

終了状況では、

表示 内容
本人以外弁済 契約者以外(保証人や保証会社)から返済がされた場合に表示される
貸倒 貸金業者が貸倒損失(貸したお金が返ってこないもの)として処理した場合に表示される
法廷免責 自己破産などで免責決定が出るなど法的に返済が免除された場合に表示される

これらが表示されているとブラックリストに載ったという状況になっていますので、自分の信用情報を確認してみましょう。

申込情報について

クレジットカードやキャッシングなどの新規申込みを行うと、申込みを受けた会社は審査を行います。その際、信用情報機関に申込者の信用情報がどうなっているのかを確認することになっています。

貸金業者やカード会社が信用情報機関に照会をかけ、申込者の信用情報を確認したことが記録されているのが、申込情報となります
(クリックすると画像が大きくなります。)

申込み情報は6ヶ月間記録されます。短期間で複数のキャッシングやクレジットカードの申込みをすると、この申込み情報がたまり、多重申込みによる申込みブラックとして判断されることにもなりかねないので注意してください。

この申込情報は管理人がJCBのクレジットカードの申込みを行ったときのものです。この表を見ると、

登録元会社:JCBと分かります。
そして、誰が申込みをしてきたのかが分かるように、

が登録され、照会日時も記録されています。
この申込情報は、照会日時を含めて6ヶ月間記録が残るようになっています。
この記録は、キャッシング会社やクレカの発行会社もチェックする項目になっています。新規で申込みを受けたときには必ずチェックしているので、短期間で複数の申込みをしている場合、「金策に走っている?」などと判断され審査に落とされることになる可能性が高くなります。俗に言う「多重申込みによるブラック」です。

利用記録について

利用記録とは、契約途中に貸金業者やカード会社が契約者の信用情報を照会した記録のことを指します。

自社以外の借入状況・返済状況がどうなっているのかを確認することで、利用限度額の増減、維持を検討したりします

下の利用記録は管理人のものですが、管理人が利用している三井住友カードが管理人の信用情報にアクセスしたことが記録として残っていることが分かりますね。

照会日時は、日付だけでなく時間も秒単位で記録されています。

そして、この記録も6ヶ月間残り、登録期間が過ぎると自動的に削除されることになっています。

貸金業者やクレジットカード会社が信用情報にアクセスすると利用記録として6ヶ月間、記録が残ります。

信用情報報告書を入手するには?

CICに対して正規の手続きをとればどのように自分の記録が登録・管理されているのか知ることができます。

CICの場合、ネット開示、郵送開示、窓口開示から選ぶことができます。どの方法が多いのかは、『どの開示請求方法が選ばれている?』のページをご覧ください。

また実際の手続きの仕方については、下記体験談をお読みください。