信用情報完全ガイド

Money Japan

審査にも影響を与えるスコアリング

クレジットカードの申込みをした時やキャッシング、カードローンの申込みをした際に行われる審査では、あなたの属性がスコアリング(点数化/数値化)され、審査結果に大きな影響を与えています。

属性とは、あなたの・・・

  • 年齢/独身or既婚/子供の有無
  • 住所/住居形態/親と同居か
  • 職業/勤務先/勤続年数/保険形態
  • 与信額/借入総額/返済履歴

など、申込書に記入した、ありとあらゆる項目のことです。

スコアリングとは、これら属性情報がチェックされる訳ですが、単に項目が単体でチェックされるだけでなく複数の項目との因果関係など、その会社が持つ過去の膨大なデータを基にした統計情報と比較して偏差値をだしていきます

例えば、

  • アルバイト/独身/借家/親と別居/年収200万円/支払遅延アリの人
  • 医師/独身/持ち家/親と同居/年収1800万円/返済履歴問題なしの人

とを比較すれば、どちらがスコアリングが高いかは分かりますね。
でも肝心なのは、人と比べて高いか低いかという相対的な評価ではなく、
あなたに与えられたスコアリングのポイントがどうなのか?という絶対評価です。

このスコアリングのポイントが一定以下の評価であれば審査に落ちることになるでしょうし、審査に通ったとしても、スコアリングのポイントが低ければ、まずは低く設定された利用限度額からのスタートということもあるでしょう。

スコアリングは上がったり、下がったり?

仮に始めに与えられたスコアリングのポイントが低くても、よくキャッシングやカードを利用し、問題なく返済を行っている人であれば使っている期間が長くなればなるほど高く評価されるようになっていきます。

その結果、利用限度額が上がっていったり、利用限度額が上がることによって金利が下がったりとメリットを受けられるようになっていきます。

スコアリングとは、一度、評価されたらそれで終わりという訳ではありません。
自分の信用情報をチェックしている人だと分かると思いますが、自分が利用しているキャッシング会社やカード会社が行っている「途上与信」の記録もついていることに気付くと思います。
>>> 途上与信についてはこちらへ

会社側ははじめの審査の時だけでなく、定期的(6ヶ月程度に一度)に、
利用者の信用情報ををチェックしています。

最初の評価が低くても、利用状況や返済状況が良ければ、スコアリングのポイントは高くなっていくものなのです。逆に利用状況・返済状況が悪ければスコアリングが下がっていくということになりますね。

スコアリングは自分自身の行い一つで、良い方向にも悪い方向にも育てていくことができるものなのだと覚えておいてください。